取材日記2017


南会津町役場新庁舎建設工事見学会 6月18日に行われました。町民およそ300人が新庁舎の中を見学しました。訪れた皆さんは、内装に多くの南会津産の木材が使われた事に驚き、多くの人が木材を贅沢に使用した吹き抜けの天井を見上げていました。新しく設けられる町民との協働のスペースや地中熱などにも関心を示し、関係者へ質問をしながら見学していました。朝から多くの町民が見学に訪れた事からも、新庁舎には大きな関心が寄せられていることがうかがえました。開庁式は718日に開催されます


第3回アロマ祭り~南会津の自然から生まれた香りで、心身ともにリラックス

 7月2日、南会津産アロマオイルを中心とする和製アロマオイルの香りを楽しむ、第3回アロマ祭りが開催されました。

 アロマ祭に参加された皆さんは、南会津の自然から生まれたアロマの香りをワークショップやアロマをつかったハンドとリートメントなどで楽しみました。五感で香りを感じる中で、「日常の疲れが癒されました」との参加者の声も。スタッフも、素敵な香りに包まれ笑顔でした。

 今回のイベントで使用された南会津産の木材を使用したアロマオイルの製造は、関東でアロマオイルを扱う株式会社一十八日の「和製アロマオイルを作りたい」、NPO法人南会津はりゅう里の会の「南会津に新しい産業を興して、地域おこしをしたい」という二つの思いが、南会津の株式会社マストロジェペット(木製おもちゃ製造)のチーフデザイナーの富永周平さんやNPO法人みなみあいづ森林ネットワークの松澤瞬さんらの橋渡しにより出会い、始まりました。現在、針生地区に蒸留器が設置され、南会津の山で手作業で採取された木材が蒸留され、アロマオイルの精油が抽出されています。

 JR東日本の高級スィートルームの特急で東日本をめぐる「TRAIN SUITE 四季島」の香りにも採用され、特急のオリジナル商品も販売されます。可能性が高まる南会津産和製アロマオイル。今後の展開が楽しみです。


「会津中街道ウォーク」~歴史の道で、会津の歴史と自然を体験! 

 63日、下郷町で歴史の道を歩くことで、会津の歴史と自然を体験する「会津中街道ウォーク」が開催されました。この街道は、江戸時代、会津と関東をつないだ街道で、下郷町松川から、大峠を越えて栃木県那須町板室温泉を経由して、氏家町まで続く街道です。日光大地震の影響で通行不能になった下野街道の代替街道として開かれ、参勤交代にも利用され、にぎわった街道です。

 下野街道が復興した後、次第に、使用されなくなり、廃道に近い状態でしたが、「会津こぼうし会」を中心に整備され、ウォーキングイベントが開催されるようになり、150年ぶりに歩くことが可能になった区間もありました。参加者は、武士が休み場にしていたといわれる兜岩や、元禄時代から旅人を見守ってきた観音様、樹齢数百年のナラの木など、さまざまな史跡や自然を体験し感動し、歩きました。

 

 街道沿いの町、下郷町と栃木県那須町は、会津中街道交流実行委員会を立ち上げ、歴史ロマンあふれる街道を通して地域おこしにつなげたいという思いをもって、交流が始まっています。今年度は、両町で協力したイベントも開催されます。今後の展開に注目です。


チャレンジデー スポーツで南会津町を元気に!

 5月31に日、全国一斉に町村同士で運動する参加率を競う、スポーツイベント「チャレンジデー」が実施されました。

 

 チャレンジデールールは、15分運動して、教育委員会で報告します。南会津町は、鹿児島県阿久根市とスポーツの参加率を競いました。対戦で敗北した自治体は、相手の自治体の運動の取り組みを称え一週間、相手の自治体の旗を掲げます。南会津町の実行委員会は町民が参加しやすいように、町内のスポーツ施設を利用して、体操教室、ニュースポーツ体験やナイトウォークなど、スポーツイベントを開催しました。 

 ひのきスポーツクラブでは、旧檜沢体育館でニュースポーツ体験や、檜沢地区を歩くナイトウォーキングを行いました。また、実行委員会は、当時の夜、田島体育館で、ファイナルチャレンジイベントを開催しました。仕事帰りやスポーツ少年団帰りの小学生、夕食後に参加した親子など、子どもから大人までたくさんの方が訪れ、ニュースポーツやウォーキングで体をうごかし、汗を流しました。

 結果は、阿久根市に、一歩及ばず(南会津町28.9%、阿久根市47%)、一週間、町役場に阿久根市の旗を掲げることになりました。しかし、南会津町は、チャレンジデーをとおして、運動する楽しさを知るきっかけになりました。また、普段運動をしない方も、15分は大変と感じながら、スポーツする楽しさを体感し、「継続的に運動したい」と話していました。チャレンジデーを通して、多くの方がスポーツを始めるきっかけになりそうです。ウォーキングイベントやマラソン大会など様々なスポーツイベントが開催される南会津町、これからスポーツを通して、町が元気になることを期待できるチャレンジデーでした。


地域のイベント 山焼き

 5月3日、荒海、藤生地区「はさみ山」で山焼きが行われました。地区民や消防団が頂上にあつまり、一斉に火をつけ、約85㏊の広大な山は麓まで燃えていきます。。

 

 地区から眺めるとはさみの形に見えるこの山では、江戸末期から害虫駆除や屋根のカヤ、家畜の草の育成などのために山焼きが行われてきました。山を焼いた灰は土の栄養分になります。最近では、この栄養と冬に降った雪の水分を利用して、観光わらび園として活用されています。

 

 ワラビ園は、5月27日に開園しました。入山日は、毎週水曜日と土日です。時間は、8時から正午まで。入場料は1500円(小学生以下無料)です。山菜の育ちは、天候に左右されるので、藤生(とうにゅう)生産組合にお問い合わせの上、お出かけください。組合長さんは、湯田幸夫さん(0241662624)です。


リバティ運行開始!

 4月21日、東武新型特急リバティ会津の運行が始まりました。リバティ会津は乗り換えなしで、浅草から会津田島までの約190㎞を最短で3時間9分で結ぶ特急です。一日に4往復運行します。

 

 一番列車は、南会津に宿泊する約50人のツアー客のほか、鉄道ファンや会津若松方面に向かう観光客が乗車し、満員でした。9時45分、1番列車が会津田島駅ホームに到着すると、町内の幼稚園児や町関係者が旗をふりお出迎えしました。

 

 駅前広場でも、昭和村を含む南会津の町村と関係団体による「地酒」「しんごろう」「つゆじ」などの郷土料理や名産品をお客様にふるまいました。さらに、駅前広場のステージでは、田島地区の幼稚園児による太鼓や東山温泉の芸妓の踊りで、お客様をもてなしました。また、南会津のツアーのお客様は鴫山城跡の見学やにしんの山椒漬け試食などを体験しました。

 地域住民や関係者は「たくさんの人にお出でいただき、南会津の自然を知ってほしい」「自分たちも出かけて交流したい」と話していました。案内役の町の案内人は「歴史に興味のある方が多かった。これからも歴史のつながりでも交流できるのでは」と話していました。

 

会津 福島県全体へ!期待

 リバティ会津の会津田島駅からの1番列車は10時43分に出発。出発前に東武鉄道株式会社の根津嘉澄社長は「26年ぶりの新型特急です。定期運行で会津へ乗り入れました。リバティをきっかけに、会津そして福島県全体の活性化に貢献できるよう努力したい」と挨拶しました。

 テープカットの後、会津田島駅の湯田守駅長さんと一日駅長の南郷保育所年長組の菅家優音くんの「出発!」の合図で会津田島駅から一番列車が出発しました

 

 リバティの運行には会津全体が期待を寄せています。会津若松のびゅうくらぶや東山温泉の芸妓さん、芦ノ牧温泉のおかみさんもパンフレットをわたすなど、お客様を出迎えていました。

 リバティの到着に合わせた会津若松方面へのリレー号も新設され、東京や日光・鬼怒川から会津地方への移動がより便利になり利便性が高まりました。駅舎内ではおいしいお弁当も販売。関東地方から観光しやすい環境がととのっています。たくさんの広がりへの期待がもてるリバティ運行です。


南山の桜と歴史めぐりウォーク

 423日、南山の桜と歴史めぐりウォークが開催されました。約800人の参加者でした。

 

 桜の開花はまだでしたが、参加者は、祇園祭の屋台や歴史ある永田三十三観音などをめぐり、田島の歴史や文化を味わいながら、ウォークを楽しみました。各地区休憩所では、アスパラやみそ汁などでお客様をもてなしました。


春1番目の花祭り 福寿草(こがね)まつり

 49日、第4回となる、中小屋こがね祭りが開催されました。中小屋地区では昔から福寿草を「こがね」と呼び親しんできました。

 

 中小屋地区の11世帯の21人全世帯総出で祭りの準備・運営をします。群生地内で倒れた木を片付たり、郷土食を準備したりと協力し合います。参加した地区民の中では最高齢の86歳の大桃三男さんも、旗をたてたり、雪を掘ったりと元気に作業していました。

 

 このお祭りに会津大学「福島の魅力を発見 世界に発信し隊」も毎年駆けつけ、中小屋の地域おこしに協力しています。

 

 朝から小雨が降る肌寒い祭り当日を迎えました。こがねは、太陽が出ないと開かず、雨に濡れながらしぼんでしまっていました。そんな中始まった祭りでしたが、会場には多くの人が駆け付け、地区民からは笑顔が。花は小さい集落に祭りをもたらしました。

祭りの翌週、地区は、こがねが満開になり、黄金色に!美しい姿を見せてくれました。


檜沢中学校閉校

 平成29年3月で閉校となり、4月より田島中学校と統合となる南会津町立檜沢中学校では、3月23日閉校式が行われました。

 平成28年度は、すべての行事が最後。生徒らは授業はもちろん、どの行事も精一杯取り組んできました。「第二の閉校式」と位置づけた文化祭で、生徒は丁寧にしらべた檜沢の歴史や自然、文化を調査し、わかりやすく楽しく発表し、伝えていました。閉会式での会場全員の校歌斉唱からは生徒や地域の皆さんの「故郷を愛する心」が伝わりました。

 約150人の地域住民や卒業生が駆けつけました。来賓には町関係者のほか、歴代の校長先生・地区の区長さん等が出席し、あたたかな閉校式となりました。生徒代表の星虎太朗さんは「ありがとう、檜沢中学校、そして、さようなら」の言葉で挨拶をしめくくりました。

 

新田島中 統合式

  新年度を迎え、いよいよ檜沢中学校と田島中学校が統合し、新田島中学校が始まりました。

 4月6日、田島中学校入学式を前に、檜沢中学校からの2,3年生と田島中在校生による、統合式が行われました。昨年度から、交流会を行うなど、統合に備えてきました。各学校の、学友会や生徒会の役員が紹介されたあと、田島中在校生が歌をプレゼントし、新田島中学校がスタートしました。


3月2日「特急リバティ会津」乗り入れ50日前イベント開催

 会津田島に東武新型特急「リバティ会津」の乗り入れまで50日前となるこの日、カウントダウンボードの除幕式が開催されました。除幕式には南会津町大宅町長、下郷町星町長、田島保育園児などが参加し除幕を行い、特急乗り入れに期待を寄せました。

3月5日リバティ田島駅に登場!

 除幕式から3日後の3月5日、東武新型特急リバティが、初めて田島駅に乗り入れし、見学会が開催されました。5日の正午すぎに特急リバティが登場。見学会では外観だけでなく、客車、トイレ、運転席などが公開されました。車両の天井は鬼怒川や墨田川がイメージされ、座席シートは江戸小紋をモチーフとした江戸紫色、日よけも和風で、和テイストがイメージされた客車でした。コンセントは、各座席に一つずつ取り付けられ、wifiも完備され、便利で快適な乗り心地となるように設計されています。訪れた子供たちから「かっこいい!」という声も上がりました。

 同じ5日、御蔵入交流館では、記念イベントが開催されました。南会津郡内の町村長、鉄道会社関係者、会津若松市長、その他県内外から来賓客がお祝いに駆けつけました。会場は、県内外から500名以上の方が来場し、新型特急の会津田島駅乗り入れへの期待を感じました。ステージでは南会津郡内の芸能である桧枝岐歌舞伎や郷人によるよさこいが披露され会津の魅力発信していました。

鉄道大好き芸人鈴川絢子さんが、特急リバティの魅力を紹介しました。

関係機関からは、特急リバティ魅力と共に、会津田島乗り入れによって開かれる福島・栃木・茨城の連携による未来像が説明され、会場は、さらなる期待感に包まれました。


湯西川温泉かまくらまつり

 隣町の日光市湯西川温泉でかまくらまつりが、1月28日から始まりました。今年で24回目の開催です。1月28日から3月5日の期間の開催です。期間中10万人の観光客が訪れます。冬季に降るたくさんの雪と湯西川の自然、そして、温泉を満喫していただき湯西川温泉郷の良さを味わってもらおうという思いから始まったイベントです。 

 温泉街にかまくらや趣向を凝らした雪だるま、雪のぼんぼりがたちならびイベントを楽しむことができます。メイン会場の平家の里では、かやぶき屋根の家屋にそって、数多くのかまくらがたちならび、かまくらバーベキューでは冬情緒を楽しめます(要予約:0288-98-0126<平家の里:10:00~16:00>)。夜は平家の里全体がライトアップされ、みごたえ十分です。

 沢口河川敷会場では夜間はろうそくでたくさんのミニかまくらがライトアップされ、ロマンチックで幻想的な輝きを繰り広げます。日本夜景遺産にも認定されました(木曜日のみお休みです)。


田島高校生による除雪ボランティア

 2月7日、田島高校生による除雪ボランティアが行われました。田島高校では、生徒が地域に貢献できることとして除雪ボランティアを実施し、雪かきの手伝いをしています。今年は、1月と2月の2回に分けて行われ、2月7日は、1年生57人と2年生24人が参加しました。

 このうち1年生の12人は田島地区高野の一人暮らしのお宅を訪問。この日は、気温も低く、風も強い悪天候の中でした。時折吹き付ける冷たい風が凍るように感じるときもある中での作業でした。おばあちゃんがタオルや毛糸のスカーフをだしてくれ、生徒たちは、それをかぶり作業をすすめていきました。元気な話し声とともに、雪かきを進めていき、雪はどんどん片付けられていきました。雪かきを頼んだおばあちゃんは、外が良く見えるようになったと喜んでいました。

 みんなで行う除雪作業。田島高校生たちは、楽しく役にたったことがうれしそうでした。


文京区・南会津・雪ふれあい交流事業

南会津町南郷地域から、文京区の小学校(駕籠町小学校・湯島小学校)へ雪を運び雪で遊ぶイベントが開催されました。 このイベントは、13年前、東京在住で南郷出身での方が「都会の子供たちに雪で楽しんでほしい」という思いからはじまりました。南会津町と文京区の小学校のPTAやおやじの会が協力し、続いています。

1日目の2月4日、文京区からスタッフや青少年が来訪し、12名の南会津高校の生徒や南郷地区の住民と一緒に、ホテル南郷駐車場前にある雪を4台のトラックに積みこんでいきました。雪の積み込み作業は大変な作業ですが、交流が深まっていくなかで、笑顔で楽しみながら作業するようになりました。Lサイズのポリ袋・約1200袋分、トラック4台分の雪を東京に送ることができました。そして、南会津地区のスタッフと南会津高校生、文京区からの参加者は、一緒のバスで東京都文京区へと向かいました。

 2月5日、南郷地区の雪が、文京区の駕籠町小学校と湯島小学校に到着しました。文京区のボランティア、南郷地区のスタッフと南会津高校生が、すべり台やかまくらづくりをしました。

 小学校の児童たちはみんな大喜びで、いつの間にか、雪遊びを楽しんでいました。準備する大人や高校生は子供たちの笑顔をみながら、いきいきと動いていました。

 文京区のボランティアの中には、子ども時代から社会人になるまで参加し続けている青年もいました。「南郷地域の食べ物や雪を味わえ、毎年楽しみにしている」と話していまいした。

 南会津町では文京区との交流をいっそう進めるために、交流を続けていきたいと考えています。


2017年の会津田島祇園祭の最初の行事・「御党屋御千度参り」(1月14日)

 「御党屋御千度参り」とは、祇園祭の無事を祈願し、祭りを受け持つ御党屋組が身を清める儀式です。昨年は、雪がない中での「御党屋御千度参り」でしたが、今年は、大雪の中でのお参りでした。党屋組たちは、田出宇賀神社・熊野神社両社への供物を詰めた重箱を風呂敷に包み、神社を目指しました。

 神社に到着すると、手水舎で口や手を清め、社頭に向かい2礼2拍手1拝の礼をし、「祭りがつつがなくすすむよう」祈ります。宮司さんの太鼓の音の合図まで、氷点下の中でお参り繰り返し行います。

 お参りの後は直会です。お神酒を大盃で順に回し飲み干す「大盃まわし」は、「オーンサンヤレカケロ」の掛け声で今年も盛り上がりました。

 準備は前日から行われていました。伝統の献立にそって料理をし、男性たちの着替えを手伝う女性たちは伝統を影で支えていました。