取材日記2021


国権酒造が令和3年度東北清酒鑑評会・最優秀賞受賞(純米酒の部)!

  国権酒造株式会社が、今年度(令和3年度)の東北清酒鑑評会(純米酒部門)で、最優秀賞を受賞しました!11月11日、仙台国税局局長が国権酒造に訪問し、表彰式が開催されました!!

毎年秋に、東北地方の清酒の製造技術と品質の向上を目的として開催される鑑評会です!味や香り、製造技術など総合点で評点されます。今年度の東北清酒鑑評会・純米酒の部は、111の酒造から、127点の純米酒が出品され、国権酒造の「国権」が最優秀賞を受賞しました。

 今回が初受賞の「国権」。東北で一番と評価され、杜氏さんは「なかなか受賞できない賞!大変興奮しています!毎年一年生という思いで仕事に取り組んでいます!まじめに取り組んだ結果だと感じます!」と喜びいっぱいに話していました。社長は「仕込みの量は減少しながらも、お米の仕入れ量は変わらずに仕入れたので、厳選したいいお酒をつくることができました」と初の快挙について話していました!


伊南小学校「田んぼの学校」 稲刈り体験

9 月29 日、「田んぼの学校~稲刈り体験学習」が、伊南小学校学習田で行われました。5 月31 日に田植を行い開校した「田んぼの学校」は、「いな夢クラブ・かえるの学校」のメンバーの協力で進められてきました。

5年生は地元の馬場一久さんの指導により、鎌を使って稲刈りをしました。刈った稲を藁で結ぶ作業が難しかったようですが、だんだんと慣れてきて、手際よく稲刈りが進みました。どんどん稲刈りを進めていき、最後は田んぼの半分を刈り取るくらいまでの手際のよさ!今年は伊南保育所の児童たちも参加し、楽しく体験しました!

11月中に収穫祭をして、収穫の喜びをわかちあう予定です!


伊南地域 会津木綿手づくり工房MON&MARI

伊南地域で会津木綿のハンドメイド品を制作・販売する「会津木綿手づくり工房MON&MARI」

 

伝統ある会津木綿をメインに使用し、一つ一つ心を込めて手づりしています。バッグ、ポーチ、雑貨など身の回りのちょっとしたものをカジュアルにデザインし、年齢層を選ばない「会津木綿」を目指して製作しています。会津木綿の新たな魅力を引き出す工房・・・東京のアトリエからの出品依頼、ふるさと納税の返礼品にも用いられるほどの評判です!

 

詳細はこちら→【公式サイト】

動画はこちら→動画「会津木綿手づくり工房MON&MARI」


田島中学校 ビブリオバトル

毎年、自分のお気に入りの本を紹介し合い、投票によって1番読みたい本を決める大会。今年も9月14日に行われました。今年は放送室からリモートで行われました。1年生から3年生の7クラスのクラスの代表が参加し、5分間で言葉とパフォーマンスで魅力を伝えました。発表の後、全生徒らがABCで投票し、およそ20分後に結果が発表されました。室井正行校長は「生徒らが本を支えに自分を出す事ができた。面白い活動だ」

と感想を述べました。

 

最優秀賞3年2組 馬場侑大さん

「怖くて眠れなくなる科学」

優秀賞 3年1組 髙橋昇太郎さん

「中学時代にしておく50のこと」

優良賞 2年2組 細井淳一郎さん

「ヒトコブラクダ 層ぜっと」

関連記事CATVたより

 

 


南会津防災訓練

9月22日、2年に1回行われる南会津地方の訓練と南会津町の訓練が伊南総合支所周辺で行われました。訓練には伊南古町区民や、東北電力ネットワーク、警察署など約15の団体や事業所が参加しました。

 まず、安全な机の下などに隠れ、安全行動をとるシェイクアウト訓練から始まりました。この日は警察ヘリと、防災ヘリが出動し、訓練を行いました。被害状況の調査には福島県警察航空隊から県警ヘリが出動。地域をまわり、スピーカーから状況をアナウンスしました。パイロット元自衛官で伊南出身の馬場さん。伊南支所長の弟さんでした。福島県消防防災航空センターからは新しく配備された防災ヘリが出動し、救助搬送訓練を行いました。地元の建設業者は大型土のう積みを行いました。東北電力ネットワークでは、倒木により停電となった時の応急復旧訓練を行いました。危険を伴う作業です。電気技術者は丁寧に迅速に対応していました。NTTも通信ができない時の応急措置や災害用伝言ダイヤル171を紹介しました。

 車両救出訓練や、建物火災消火訓練は伊南小学校で行われ、地元消防団と南会津広域消防署が参加しました。伊南小学校児童らが見学しました。

 赤十字奉仕団は炊き出し訓練を行い、ハイゼックスと呼ばれる袋に米と水を入れ、大釜で炊き上げました。伊南古町地区民は避難所開設の訓練に参加。避難所では具合の悪い人を別の部屋へ誘導。ダンボールベッドや屋内用テントも設置されました。

 参加者は夜間の場合は?など多くの課題も見つけていました。

 


伊南古町のまつりは今年も大幅縮小され、神事のみが行われました。9月11日廣瀬神社神殿の扉を開け、お供え物を奉納し地域の安寧や五穀豊穣、新型コロナウイルスの終息を祈りました。

 神様が1日すごす地域の神社は閑散としていましたが、地区の氏子の各家では旗を掲げ、祭りを祝っていました。おふかしや昆布巻きは、ほとんどのお宅で作っていました。

 祭では毎年役員が地区を回ってお札を買っていただくそうです。現在神社総代の代表を務める佐野一保さんのお宅には、地区の役員が立ち寄っていました。「皆、お札を買ってくれた」と嬉しそうに話をしていました。 多くの人は参加できない祭でも、個人で祭りに参加し、地域はつながっていました。


 

だいくらスキー場でゲレンデラン

9月5日、今年も、南会津町のだいくらHUUEスキーチームのゲレンデラントレーニングが行われました。

HUUEは、だいくらスキー場をホームゲレンデとする、チーム。ゲレンデランニングの練習会は15年以上まえから毎年行っている練習会です。今年は小学2年生から大人まで12人が参加しました。

 スタートは標高880mのだいくらスキー場、第1リフト付近。

ゴールは駒止ゲレンデの緩斜面。大きなブナの木が目印。スキー場の管理用の道路を駆け上がります。およそ1.5km、高低差、およそ150m。 保護者やチームのコーチはタイムを計りサポートし、応援。最後の上りはかなりきつい!撮影隊の車も止まるかと!心配になったほど。みんな楽しく頑張った~


地域の水田を活用~青刈りでの稲を飼料に(南郷・伊南)

 伊南・南郷地区では地元牧場の牛の飼料にするためのに8月に青刈りが行われています。日本では米の生産調整が昭和44年から始まりました。最初のころは、稲の作付け中止を中心に行いましたが、2000年ごろからは、自給率の低い麦・大豆・飼料作物などの土地利用型作物の本格的な生産が行われ、水田を利用した農業の多角的経営を目指すようになりました。

 南会津町では、地元に牧場があることから、水田の有効活用のため、主食以外で稲を牛などの飼料に活用しようと青刈りが行われるようになりました。

 地元南会津町の角田牧場では稲が実る前に稲を刈り、WCSというシステムを取り入れ、8月後半から稲刈りを行っています。WCSとは、稲の穂・茎・葉を同時に収穫し、サイレージに加工するシステムのことです。刈り取りと同時にし後として使うことができます。稲がラップでまかれ密封され、乳酸発酵し資料となります。ラップはサイロの働きをします。角田さんは自分の牧場と稲の飼料で飼っている牛の飼料を間に合わせているどうです。

 角田牧場ではおよそ90頭の牛が飼われています。牛乳本来の甘さが味わえる牛乳、「ふってみやれ」で話題のヨーグルトも人気です。水田を活用し稲を飼料とする新しい形が生まれていました。


清流バトルロワイアル(針生地区・黒森沢・主催:ひのきスポーツクラブ動画はこちら

8月7日、川遊びイベント「清流バトルロワイヤル」がひのきスポーツクラブの主催で開催されました。およそ60人の親子が参加しました。コンクリートで整備され、自然のプールのように安全に遊べる黒森沢。針生地区では子供たちに長く親しまれ来た沢です。

ボート遊び、イワナのつかみどり、つかみ取りしたイワナの塩焼きなど、川遊びを満喫しました。

事業部長の湯田航大さんは「小さいころから遊んでいた川を今の小学生たちに楽しんでもらいたい、大人になった時、またその子供たちにこの楽しさを伝えてほしい、という思いから始まりました」と話してくれました。

クラブマネージャーの瀬谷恵さんは、「最近はなかなか遊べない川遊びを楽しんでほしい」と河童に扮し子供たちを楽しませていました。


 令和3年度の田島祇園祭は7月22、23日、大幅縮小し神事を中心に実施されました。今年の当番党屋は上中町です。党本は阿部保憲さんと長谷川祐樹さん。1月にお千度参り、6月30日には大祓い式、7月7日には党本で神事が行われ、しめ縄を玄関に飾りました。この日から党屋らは4つ足や2つ足の食べ物を食しない潔斎に入りました。

 7月22日、例大祭が行われました。党屋組の男性から7人が裃姿で参加しました。田島保育園児では太鼓を演奏し奉納しました。

 7月23日、神殿にお供え物をお供えする日です。例年であれば、七行器行列の日です。この日も7人の男性の党屋が参加。藍色の裃が青空に映えました。神殿に塩サバや赤飯などを供えました。党屋や神社関係者らは「えやみの病コロナウイルスなさしめたまわず」と疫病退散、地域の安寧を祈り無事終了しました。

 祭の当番党屋は上中町から上町上側党屋組に引き継がれました。

 6月30日、大祓いが行われました。祇園祭本番に向けて身と心を清める式です。新型コロナウイルス感染症感染防止の為、祭の当番党屋である上中町から党本の阿部保憲氏、長谷川祐樹氏と党屋組4人、神社関係者7人合わせて13人が参加しました。

 お払いのあと、宮司から渡された人形(ひとがた)に三度息を吹き込み、けがれを人形に吹き込みました。人形は川に流しました。

 は22、23日に神社で神事のみがおこなわれます。歌舞伎は22日、23日に動かない屋台の上で無観客で上演される予定です。

 会津地方のALT 田島祇園祭の花嫁姿体験  動画はこちら

今年の田島祇園祭は、昨年に続き大幅縮小となりました。お神酒仕込み、大屋台の運行、七行器行列は行われません。神社で神事のみ行われる事になりました。

 七行器行列に参加したいと思っていた女性らは二年間参加する事が出来なくなってしまいました。

 会津地方の5人の外国語指助手人の先生らは、田島祇園祭で七行器行列に参加したいと、2019年の祇園祭終了後に着物を予約していました。今年、5人のうち2人が7月と8月に国に帰る予定です。今年も参加できないと残念に思っていました。国へ帰ってしまうALTが居る事を聞いた地元の美容室では「日本に居るうちに花嫁姿を経験させたい、日本の文化を」と、ビューティーショップエムの小椋さんが申し出て着付けに協力しました。

 花嫁姿への着付けは6月12日に行われました。花嫁姿になったのは、来年まで日本に滞在する予定の1人を含む3人。会津若松市内の2人と南会津の1人。3人は想いが叶いました。3人は祭の大屋台の前で記念写真を撮影しました。

 会津若松市のALTアビーさんは「2年前に行列をみて参加したかった。今年も無いと聞き残念。でも今日はラッキーです」と話していました。南会津町と只見町の高等学校を担当していたマヤさんは「田島に住んで4年目。ずっとこのコミュニティに参加したかった」と話してくれました。

 日本の文化を愛してくれたALTの皆さんは笑顔でいっぱいでした。

 


地域のいいところ&これまでのベヒシュタインを弾こうコンサートを動画で(2020コンサート映像より)

南会津の子供たちの活動と地域を音楽でお届け!

南会津にキッチンカー集合  「こんな時期だから屋外で楽しんでほしい」動画

5月23日、南会津町、まちの駅駐車場にピザ・から揚げなどのファストフードを提供するキッチンカーが集合しました。キッチンカーは郡山や白河市などから訪れていました。ホットサンド、ポテト、タピオカティーなど、楽しい賑やかなキッチンカー8台が並びました。ピザのお店は石窯で本格的に焼いていました。キッチンカーを運営する若者らは皆明るく、お客様に楽しそうに話しかけながら商品を販売していました。

 南会津町内からも2台のキッチンカーが出店していました。南会津町出身の舟木さんは「Melon de melon福島移動販売車です‼」と元気に接客していました。

 キッチンカーをまとめるのは南会津町でクレープやホットドックを販売する大竹真子さん。お店の名前もマコズキッチン。「コロナ禍の中なので、屋外で楽しんでほしい」と話していました。

キッチンカーは外のイベントや、軽食が欲しい場面に駆けつけてくれます。

問い合わせは maco’sキッチン090-7936-4426

店主さんは皆明るく、元気をいただきました。取材:阿部徳子


2年ぶりに 田島小学校運動会 

5月15日、田島小学校で大運動会が開催されました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、2年ぶりに開催することができました。今年は競技数を減らし、午前中のみのプログラムとなりました。

 運動会実行委員の生出さんと大竹さんは「希望を胸に全力でたちむかえ」と今年の運動会のスローガン発表しました。児童代表6年生の星さんと梶山さんは「最後まで希望を胸にあきらめず児童全員が全力で立ち向かい運動会を絶対に成功させる」と誓いの言葉を述べました。 

 1,2年生は初めて、6年生は昨年の運動会を経験しないで最後の運動会となりました。各学年密になる団体競技は行わず100m走などの徒競走が中心に行われ、児童らは思いっきりトラックを走りました。鼓笛パレードでは、5,6年生が校歌、名探偵コナンテーマ、ドラムマーチを演奏しました。今年は、練習時間が取れない中での演奏したが、児童らは素晴らしい演奏を披露しました。

南会津町ワクチン接種始まる

令和3年5月24日から南会津町では新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。南会津病院を含む8箇所の個人医院で接種が行われています。5月24日に接種した後原の室井さんは「1回目のワクチンを打ってひとまず安心。いままでもやもやした気分がすっきりした。地区の祭など中止になっているのでワクチンで空気が変わっていけばいい」と話してくれました。24日は120人、25日は108人が接種を受けました。(キャンセル等で人数の変動あり)

ワクチン接種予約はwebが圧倒的多かった

 75歳以上の予約は5月13日から始まり、1日目は2万件以上の電話がありました。25日までに電話での接種予約が出来たのはおよそ300件でした。2日目からは電話はスムーズに繋がったようです。75歳以上は3000人近い人がwebで予約を行ったことになります。

 65歳から74歳までの対象者はおよそ2600人。24日から予約が始まりました。1回目のみの予約を行います。web予約が多くを占めたそうです。25日に予約が取れ、翌26日に接種出来た人もいます。

 南会津町では『65歳以上の方の予約枠を十分に確保しておりますので「予約ができない」といった心配はありません。ご安心ください』と話しています。HPにも掲載しています。

南会津町 新型コロナウイルスワクチン接種の接種券・予診票発送

 4月26日、南会津町役場から75歳以上の高齢者へ、新型コロナウイルスワクチン接種の接種券や予診票が発送されました。この日発送されたのは町内の75歳以上の町民宛のおよそ3700通。接種券・予診票・接種日程・予約方法などでが同封されています。接種は2回行います。自分のかかりつけの医院と体育館・保健センターでの集団接種のどちらかを選び予約します。南会津町内では、南会津病院を含む8箇所で接種を行います。医院では1日に接種できる人数制限があり、各医院12人~30人。集団接種は5月30日から日曜日のみ3~5回予定されています。集団接種上限人数は、1日120人。

 予約は5月13日からです。電話とインターネットのどちらかで予約します。予約センターは南会津役場内に設置されます。南会津町役場健康福祉課 阿久津課長は、「必ず接種できます。予約最初の日は混むので、あせらずゆっくり予約して欲しい」と話しています。

 

75歳以上への接種券発送 4月26日

65歳以上への接種券発送 5月12日

予約75歳以上       5月13日から 予約センター0570-567-33 インターネット予約は町HPから

予約65歳~74歳      5月24日から

接種                  5月24日から

接種場所         馬場医院 高橋医院 きむらクリニック 耳鼻咽喉科あべクリニック 県立南会津             病院 舘岩愛輝診療所 伊南小野木クリニック なかやクリニック

集団接種 日曜日のみ   田島体育館 舘岩会館 伊南保健センター 南郷総合センター 送迎バスあり

必要書類         接種券(クーポン券) 予診票 本人確認書類…健康保険証・運転免許証・マイナ             ンバーカード等のいずれか 薬手帳(ある方) マスク着用


入学式 ◆田島小学校

 4月6日、県内では、ほとんどの小中学校で入学式が行われました。南会津町内でも予定通り、4月6日、小中学校の入学式が行われ、小学校に93人が入学しました。

 このうち田島小学校には33人が入学しました。入学式には児童、保護者、教職員と教育委員会、父母と教師の会会長が出席しました。

 高橋弘之校長は「明日から元気に登校してください」と入学を許可。児童代表の生出(おいで)さんが「田島小学校には楽しい事が沢山有ります。私達はみなさんのお兄さんお姉さんです。わからない事は何でも聞いてください」と歓迎の言葉を述べました。

◆田島中学校

南会津町の4つの中学校では4月6日に入学式が行われ、123人が入学しました。このうち田島中学校には72人が入学しました。

 室井正之校長が入学を許可。「与えられることを待っているのでなく自ら学ぶ、など3つを意識して欲しい」と式辞を述べました。 新入生代表の相田悠衣さんは「これから始まる大きなことすべてに期待がある。中学生としての自覚を持ち1日1日を大切にしながら生活したい」と誓いのことばを述べました。

◆田島高等学校

 4月8日、福島県内のほとんどの公立高校で令和3年度入学式が行われました。南会津町では南会津高等学校に22人、田島高等学校に43人が入学しました。田島高校には入学生と保護者が出席しました。来賓は下郷町長、同窓会会長、父母と教師の会会長の3人。 新入生代表の渡部陽向さんが「仲間達と切磋琢磨しながら成長していきたい」と誓いの言葉を述べました。

◆田島カトリック暁の星幼稚園

 4月8日、入園式が行われ昨年度途中入園した園児を含め15人が入園しました。森亮子園長は「みんなでかかわる喜びを味わえるよう子供たちとかかわっていきます。明日から楽しく遊びましょう」と挨拶しました。式の後は先生の人形劇を楽しみました。

 園ではモンテッソーリー教育を取り入れています。手先の仕事や感覚を育てる道具が揃っていました。 

暁の星幼稚園での節分

 2月3日、立春を迎えました。節分といえば2月3日だと認識していましたが、国立天文台の暦計算室によると今年2021年の節分は124年ぶりに1日早い2月2日となりました。節分は季節を分けるという意味で立春の前日とされています。主に農作業に合わせた季節と気候が移り変わるときの目安とされてきました。

 暁の星幼稚園では節分に合わせ、豆まきを行いました。まず年少児から年長児はホールに集まり節分の話を聞きました。そして園児たちはクラスごとに形が違う手作りのお面をつけ豆をまいて、赤と青の悪い鬼を退治しました。豆もたくさん拾えたようで、多く拾った園児は少ない園児へ分けてあげていました。


 1月18日福島県は、南会津町で、介護サービスや、デイサービを行う高齢者施設の事業所2カ所で、新型コロナウイルスの集団感染クラスターが発生したと発表した。

 南会津町では、クラスター発生を受け、1月18日、午後6時から町長記者会見を行った。大宅宗吉町長、渡部正義副町長、阿久津勝英健康福祉課長が出席した。報道側からは、福島民報社、福島民友新聞社、たじまケーブルテレビが出席した。

 大宅町長は集団感染が2箇所で発生したことについて、確認された場所や人数を説明した。発表によると「クラスター発生場所は、聖光デイサービスと田島ホーム。これまで聖光デイサービスからは職員6人とデイサービス利用者4人、田島ホームでは職員2人とショートステイ利用者5人の感染が確認された。

聖光デイサービスで確認された4人は田島ホームも利用しており、感染源は特定できていない、現在調査中」ということであった。

 大宅町長は、感染された方の1日も早い回復を祈ります。感染した人への誹謗中傷は控えて欲しい。市中感染ではないと認識している。怖がりすぎず、しっかりとした対策をとり行動でして欲しい、と話した。また、1月中は不要不急の集まりや事業は自粛して欲しい、町の公共施設での大勢の集まりも控えていただく考えだ、と話した。 

 阿久津勝英健康福祉課長は「今年に入って22人の感染が確認されたが、そのうちの17件は、それぞれの1箇所のなかでの感染です。あいまいな情報は不安を抱かせる要因となるため、会見で情報をお話しました。社会全体に広がっていないと言う認識で感染防止対策をお願いしたい」と話した。 

 南会津町内では、感染の陽性者が複数出ている情報を受け、関係者は「知らないうちに濃厚接触となったのでは」と不安な日をすごした。個人情報を守りながら、どこでの感染か、どのような経緯での感染かを調査し、町民へ情報を公開していくことも大切だ。

 そして私達はいつ自分が感染者の立場になるかわからない。情報を得ても不確実なうわさを拡散させることなく、相手の話をよく聞きたい。正しい情報と相手を思いやる気持ちが大切だ。


令和3年度 お党屋お千度が行われました。

 1月16日、令和3年度田島祇園祭お党屋お千度参りが行われました。例年よりも穏やかな気温でのお参りとなりました。

 今年は新型コロナウイルス感染症感染拡大のため、緊急事態宣言も出され、緊張の中のお参りとなりました。党屋組は15軒。党本は田出宇賀神社、阿部保憲さん。熊野神社、長谷川祐樹さんです。

 昔からのしきたりを理解しながら、出来る形で行おう、と進めてきました。既成のマスクに両神社の家紋をそれぞれに貼り付け、オリジナルのマスクも作成しました。

 今年は、独身者も3人参加しました。今までの伝統的な祭りを担うことが難しくなっている中、誘いに答えてくれました。

 男性らは午後4時ごろ熊野両神社へと向かい、到着後に入口の手水舎の水で手を清めてから社殿と手水舎の間を何度も往復し、今年の疫病の沈静と祭りがつづがなく行われるよう祈りました。

 初めて党本務めた阿部保憲は「屋号もない新参者が党本を務めるのは、これまでに無い出来事で初めてだ。そして昔から祭に参加すると言う事は、その家が総出で参加するもの、と言うのが普通。しかし、現代は仕事や家庭の事情もあり、独身者や賛同する者が集まり、祭りを行うようになってきました。党屋組等は遥か昔、神に祈って祭りを行った人達の思いを繋ぐため、ただ行事を行うのでなく、疫病が鎮まる事、祭りがつつがなく行われる事を皆で祈りながらお千度を踏んだ」と話しました。

 今年は大杯回しは行われず、外でお神酒をいただき 、お千度参りは終了しました。


田島高等学校生、地域で除雪ボランティア

 1月15日、田島高校の2年生が除雪活動を行いました。田島高校の1・2年生は、毎年冬に、地区の一人暮らしのお宅の雪かきを行うボランティアを行っています。15日、2年1組は桧沢地区、2組は荒海地区で除雪活動を行いました。桧沢地区では上塩江で2年1組の18名が除雪を行いました。

 除雪作業は湯田俊一さんら3人が協力しました。上塩江地区は28戸の家のうち4戸が1人暮らしの高齢者のお宅だそうです。屋根の大きいお宅から落ちた雪は大量、落ちた雪は岩のように固まっていました。上塩江地区の役員らは生徒らにスノーダンプやスコップの使い方を指導しながら除雪を行いました。

 おばあちゃんたちは高校生が来てにぎやかに作業をしてくれたことが嬉しかったようです。


消防団の出初式

 2021年1月10日、南会津町消防団は出初式を行い、防火への誓いを新たにしました。出初式は、町内4地域合同で行われ、144人が参加しました。

 出初式では、星慶一団長は「消防団は住民の生命・財産を守る火災予防活動を行わなければならない。感染予防を徹底しながら行ってください。消防団である自覚と誇りをもって活動してください。」と訓示しました。

 団員らはお祓いを行うため、分列行進で神社へ向かって行きました。

 


焦らず慌てず慎重に!!

1月10日は110番の日です。1月8日、南会津警察署では110番のかけ方や、電話口での注意点などを知ってもらおうと、町内のスーパーで報道活動を行いました。

 署員は、110番は福島市にある警察本部に繋がること、すぐに近くのパトカーが現場に急行する事などについて説明をしていました。

 110番にかけると「事件ですか事故ですか?場所は?」と順番に聞かれます。焦らずに落ち着いて質問に答えてください。


 令和2年度南会津町成人式 写真  成人式動画 令和3年1月10日、令和2年度南会津町成人式が行われました。毎年8月に行っていた成人式ですが、新型コロナウイルス感染症の影響で1月に延期されていました。新型コロナウイルス感染症の感染防止を徹底し、町民憲章唱和を省略するなど、時間を短縮し行われました。

 南会津町の成人式対象者147人。このうち10日の成人式には87人が出席しました。司会は成人者の湯田壮真さんと高倉里乃さんが務め、小杉昌洋さんが成人証書を受け取りました。

 成人者代表の渡辺聖南さんは、「責任のある大人になるため、夢をかなえる為に1歩ずつ確実に歩んでいる。どんなに大きな壁にぶつかろうと乗り越えられると信じている。大人への第1歩を歩み始めた私たちは自らの可能性、若い力をわが故郷の為に生かしていきたい。」「成人式を開催して下さったすべての方に感謝します」と、はたちの言葉を述べました。 

 大宅宗吉町長の挨拶のあと、各中学校の恩師の先生が一人一人お祝いの言葉を述べました。田島中学校と統合した桧沢中学校の先生はマスク着用のまま「桧沢中出身の生徒さんへ」と校歌を歌い、成人を祝いました。

 集合写真撮影では、撮影の瞬間だけマスクを外し撮影を行いました。

成人者からは「開催に感謝している。みんなで集まれてうれしい」と言う感想が多く寄せられました。


令和3年度 新年町民交歓会が行われました

 南会津町では毎年正月に「新年町民交歓会」を開催しています。田島地域では1月4日丸山館で、西部地域では1月5日たかつえスキー場で開催されました。

 田島地域の新年町民交歓会は町と商工会が合同で主催しています。令和3年の今年はおよそ100人が出席しました。今年は新型コロナウイルス感染症感染防止の為、時間の短縮、一人一人の席を設ける等の対策を取りました。

 大宅宗吉町長は、新型コロナウイルス感染症をどのような対策をしていくのか皆さんと情報交換することの大切さをあらためて感じた。お子様からお年寄りまで安心して生活できる環境整備、経済政策を推していきたいと挨拶しました。

 渡部文一商工会長は、会員に寄り添いながら伴走型支援で頑張っていきたい、大きな節目の時期に対応できるよう必死になって頑張っていきたいと挨拶。

 室井嘉吉町議会長は、町民の声に耳を傾けこのコロナ禍を乗り切り、開かれた議会の実現を目指します。議会改革と活性化に取り組み住民福祉の向上と町制の更なる進展のためにひき続き誠心誠意取り組んでいきたいと挨拶。

 星公正県議は、コロナだけでなくいろいろな南会津の町制にかかわる困難を克服するためにも共助し、助け合いましょうと挨拶。

 阿部保憲南会津町商工会副会長が乾杯の挨拶を行い、渡部雄太南会津商工会青年部長が一本締めを行い終了となりました。

 訪れた町民らは、コロナ禍の中での課題を解決し、事業、経済がまわるよう、良い年に、と期待を寄せ互いに挨拶を交わしていました。


新年あけましておめでとうございます。

今年もたじまCATVをよろしくお願いいたします。

2020年12月31日から大雪となりました。年があけて2021年1月1日は予想よりは降らず大混乱にはならずに済みました。

1月6日(写真:田島駅前国道)田島地区では道路の雪はほとんどなくなっています。しかし、周囲はまだまだ多くの雪で、除雪作業が必要です。除雪は複数人で注意して行ってください。