取材日記2019


南会津町地方広域市町村圏組合 新消防庁舎 開庁式

12月4日、南会津町広域市町村組合新消防庁舎の開庁式が行われました。

式が始まる前には、新庁舎前でオープニングセレモニーとして、テープカットと車両点検が行われました。

 

セレモニー後、新庁舎内に移動し大会議室で式典が行われ、南会津郡内の町村長など関係者約40名が出席しました。

 

新消防庁舎は3階建ての庁舎棟と緊急車両棟からなり、延べ床面積は2985.38平方メートルです。

壁や天井には南会津産の杉材で精版したCLTと呼ばれる直交集成版が使われました。

 

新消防庁舎内覧会は12月7日土曜日に午前と午後に分けられ2回行われる予定です。


第31回ふくしま駅伝

11月17日、「第31回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)」が開催されました。

大会には、合同チーム「希望ふくしま」を含めた59市町村の53チームが出場し、ふるさとのランナーが熱い走りを見せてくれました。当日、朝は雨天でしたが、スタートする時までに止み晴天の中でのスタートとなりました。 

 

午前7時40分、スタート地点の「しらかわカタールスポーツパーク」(白河市)から、ゴールのある福島市の福島県庁を目指して、スタートしました。16区間94.8キロでたすきをつなぎます。各市町村の応援団が選手の名前を呼び、応援していました。沿道にもたくさんの方が訪れ、選手へエールを送っていました。南会津町の町議会議員や教育委員会で構成された応援団もスタート地点や中継点などで選手へエールを送りました。

 

市の部の優勝は福島市、14年ぶりの総合優勝を果たしました。町の部の優勝は石川町が4連覇しました。村の部は5年ぶりに西郷村が優勝しました。

南会津町チームは総合35位、町の部15位、中学生中心の若いチームで大健闘しました。

【動画リンク】ふくしま駅伝1 ふくしま駅伝2


第11回斎藤山ふれあい登山

10月20日「第11回ふれあい登山」が開催されました。斎藤山は1278mの山で長野地区のシンボル的な山です。

長野地区では、多くの人が登山を楽しめるように、地区民総出で斎藤山の登山道を整備してきました。また山の名前にちなんで「斎藤さんいらっしゃい」、「斎藤さんでない方もいらっしゃい」とキャッチフレーズで全国の人に呼びかけ、「ふれあい登山」イベントを企画し、呼び込みを行ってきました。

 

地区民あげての取り組みが実を結び、イベントにはたくさんの方が参加するようになり、リピーターもたくさん参加するイベントなりました。今年は、560人の方がイベントに参加しました。また、今年は、3年に1度の田島二小の全校生徒が登る年。子どもから大人までたくさんの方が、景色を見たり、仲間同士で話したりしながら、楽しみながら登山を楽しみました。

 

帰り道では昨年のふれあい登山の特別企画で行われた斎藤山の麓への桜の植樹に参加した登山者が、自分が植えた桜が元気に育っているかを確かめていました。登山後は、前日から地元の婦人らが準備した豚汁が提供され、しんごろうの出店などで、参加者をもてなしていました。

 

「斎藤さんいらっしゃい」の呼びかけで始まった登山イベント。地域のスタッフの皆さんはいきいきとイベント運営をしていました。地域の登山イベント、多くの笑顔であふれていました。

【動画リンク】斎藤山ふれあい登山


令和元年度 田島地域文化祭

11月2日から4日まで、田島体育館で田島地域の文化祭が開催されました。書道、写真、絵画、パッチワーク、藍染などバラエティ豊かな出展でした。

 

華道会では、流派それぞれの特徴が表れた作品が展示されました。ユニークで独創的な作品などバラエティに富んだ作品が展示されました。町内の施設を利用する高齢者を中心とする高齢者作品展も開催されました。観賞しに訪れた皆さん、とてもうれしそうでした。

 

展示と共に、体験もできるブースもありました。

田島美術クラブの絵手紙体験コーナーでは、気軽にアートを楽しめるとあって子供から大人まで絵手紙制作を楽しみました。茶道体験のブースでは、一年に一度、この機会にお茶を体験できるとリピータも!大勢のお客さまが訪れていました。写真クラブでは撮影体験が行われました。会員に撮影してもらった写真をプレゼントしてもらえるとあってたくさんの方が撮影してもらっていました。文化祭の体験コーナーで制作した作品と一緒に撮影した方も!記念になりました。

 

文化を通じて、人と人が結び合う。田島地域の文化祭を通じて、文化の大切さを改めて感じました。


令和元年度 南郷地域文化祭

11月3日、南郷体育館で、南郷地域の文化祭が開催されました。

南郷地域の文化祭は展示だけでなく、たくさんの体験コーナーがあるのが特徴です。

 

「南郷刺し子会」では数年前から毎年、作品展示とともに体験コーナーを出展しています。

全国的にも珍しい美しい模様で彩られる南郷の刺し子。伝統が完全に途絶えるところでしたが、文化祭で展示された南郷刺し子を見た婦人会の皆さんが伝統を復興しよう!立ち上がり、「南郷刺し子会」が結成されました。南会津町内外からたくさんの方が展示作品を観賞するだけでなく体験を楽しみました。

 

かつて南会津の山で生活していた南山木地師の伝統を復興し木工制作の普及を行う「南山郷人の会」。

今回の文化祭では、木工を気軽に体験できるコーナーと作品展示をしていました。各種イベントで体験コーナーを出展するごとにリピータ―も増えてきています。作品も多種多様な作品が制作されています。

 

南郷のトマト農家の若い婦人中心の「あねさ会」のブースではタイダイアートの体験が行われていました。

「あねさ会」は、農作業の合間に町の活性化につながる活動をしたいという想いで、結成された会です。様々なイベントでオリジナルのトマト料理などを提供していますが、今回は文化祭ということもあって、タイダイアートの体験コーナーを出展しました。若いアイディアで、町を活性化したい思いが伝わる体験コーナーでした。

 

昨年70周年を迎えた南会津高校の写真展も同時開催され、昔を懐かしむ方も多く訪れました!

 

文化と歴史を体験で町を盛り上げよう!という活力を感じる文化祭でした!

【動画リンク】南郷地域文化祭1 南郷地域文化祭2


第19回鴫山祭(田島高等学校文化祭)

10月19~21日、3年に1度の田島高校の文化祭、第19回鴫山祭が開催されました。

初日の田島駅からの仮装行列で始まる予定でしたが、荒天により行列は中止となり、体育館での仮装パフォーマンスからのスタートとなりました。

 

クラス展示に合わせたテーマの仮装で、ダンスや演劇など、クラスごとにそれぞれパフォーマンスしました。

クラス展示の合間に練習したパフォーマンス。高校生の若さあふれるパフォーマンスと仮装で、会場に訪れた保護者や関係者も一緒にもりあがりました。

【動画リンク】田島高等学校 第19回鴫山祭1 田島高等学校 第19回鴫山祭2


第34回 ゴーマン杯南会津町ふるさと健康マラソン大会

10月20日、舘岩地域で、恒例のゴーマン杯南会津町ふるさと健康マラソン大会(以下「ゴーマン杯」)が開催されました。舘岩地域で小中学校時代を過ごした女子マラソンの先駆者ゴーマン美智子さん(ボストンマラソンなそ各種国際大会優勝)の功績を称え、参加者の健康増進を目的として始まった大会です。

町内外からエントリーした小学生から大人まで520名の参加者が、1.5㎞~ハーフマラソンまでバラエティに富んだコースを走りました。

 

起伏の激しいコースですが、舘岩の自然が織りなす絶景とともに町の皆さんのおもてなしや応援の声も好評のゴーマン杯。県外からの複数回参加の参加者もたくさんいました。

今年は、風も強くハードな環境でのマラソンでしたが、走り終えた皆さんは、笑顔がいっぱいでした。

「来年もまた参加したい!皆さんもぜひ!」という海外からの参加者も!

来年の開催も楽しみなゴーマン杯でした。

【動画リンク】2019年ゴーマン杯南会津町ふるさと健康マラソン大会


全国一斉日本酒で乾杯!in 南会津 2019

10月1日は、日本酒の日! 

南会津町ではこの日にあわせて、南会津の地酒で乾杯2019が、町役場駐車場にて開催されました。

今年で5回目となるこのイベント。全国新酒鑑評会において金賞受賞の国権酒蔵、開当男山、会津酒蔵また、鑑評会には出展していませんが人気の花泉など、福島県内でも屈指の酒蔵の日本酒が無料で楽しめるイベントということもあって、町内外から多くの方おとずれました。 

今年は、全国南会津のBar コーダリーが、このイベント限定で、各蔵元のお酒の味に合わせた、オリジナルの日本酒カクテルもふるまわれました。普段から日本酒を愛飲する方だけでなく、普段日本酒を飲まない方も「飲みやすくて、おいしい!」との声が上がるほど好評でした。行列ができるほどの盛況ぶりです。

 

南会津の地酒で乾杯プロジェクトでは、今後も、様々なイベントの開催や、出展を考えているそうです!南会津町の地酒の新たな展開、今後も楽しみです!

【動画リンク】全国一斉日本酒で乾杯!in南会津町


伊南 古町のまつり

9月14日、今年も南会津町伊南「古町のまつり」が行われました。行列は早朝に行われました。山の神社では神事が行われ、ご神体をおみこしに移すそうです。山から太鼓の音が聞こえ神輿の行列が下りてきました。地区民はおふかしなどをお供えして参拝していました。

朝の行列には昨年以上のカメラマンが訪れ、稲穂の中の行列を写真に収めていました。写真家の皆さんの多くはグループで訪れていました。新潟や茨城の写真クラブでは10人以上の仲間と訪れたそうです。東京在住のインド人のご家族は「きれいなところ」と話してくれました。

【動画リンク】伊南古町のまつり 


会津若松市制120周年記念 日光東照宮流鏑馬(やぶさめ)

9月23日、会津若松市の旧福島県立医科大学 会津医療センター跡地で、日光東照宮で春と秋の例大祭で披露される「日光東照宮流鏑馬 会津公演」が会津若松市政120周年を記念して開催されました。

明治時代に会津藩主だった松平容保公が日光東照宮の宮司を務め、日光東照宮の建築に会津の木材が使われたりするなど関係が深い日光と会津。日光東照宮の流鏑馬を間近で見れる貴重な機会でもあったので、3000人近く方が訪れました。

 

流鏑馬の射手(しゃしゅ)や的持ちや神職ら流鏑馬に参加する人たちは、若松二中から大名行列さながらの行列で会場入りしました。流鏑馬は神事です。東照宮の神職が弓と矢をお祓いする「弓渡しの儀式」から始まります。神職から弓と矢を受け取った射手は馬にのり、スタート地点に向かいます。

 

スタート地点についた射手は、馬を走らせながら、的に向かって矢を放ちます。砂埃を上げながら、全力で走る馬にのり、的を狙う流鏑馬。間近でみた観客の皆さんは、「とても迫力がありました」、「テレビでしか見たことがない東照宮の流鏑馬を間近でみれて感動した」と話していました。

 

特急リバティの開通や会津南縦貫道建築などお互いのアクセスがしやすくなる会津と日光。今後の交流の深まりを期待を感じさせる「日光東照宮流鏑馬 会津公演」でした。

【動画リンク】日光東照宮流鏑馬 


立教大学応援団 南会津で夏合宿

 8月20日から10泊で、立教大学応援団111人が南会津町で合宿を行いました。2016年につづき3年ぶり。団員らは、だいくらスキー場ホテルを拠点に町内体育館などで厳しい練習に励みました。応援団はリーダー部、チアリーディング部、吹奏楽部の3つの部から組織されています。

 チアリーディング部は南郷体育館で、練習を行いました。部員らはそれぞれに意見を述べ、タイミングや形を何度も確認していました。

 吹奏楽部は、何度も何度も同じ部分を確認し合わせます。3年前に1年生だった学生は幹部となり戻ってきました。4年生は下級生が一生懸命練習や活動に臨めるように指導し見守っていました。

 リーダー部は応援のために体力と精神力を鍛えます。4年生は「厳しい練習に耐えて初めて運動部の応援が出来る」と話していました。1年生は、この合宿を乗り越えると部員として認められるそうです。

 8月27日には御蔵入交流館で成果発表を行いました。

 

【動画リンク】

合宿練習の様子 リーダー部

合宿練習の様子 チア部、吹奏楽部

合宿成果発表会 吹奏楽部

合宿成果発表会 チア部

合宿成果発表会 リーダー部


第5回アロマ祭り

 9月1日、御蔵入り交流館にて、第5回アロマ祭りが開催されました。針生地区にて、南会津の木材を使った和製アロマオイルの精油の精製が始まったことから、香りの文化を普及することを目的として始まったイベントです。自然が生み出すアロマオイルの香りや木材を五感で楽しむワークショップや出店、さらに、これからの香りの文化の未来を考える講演会など、香りをテーマに盛りだくさんのイベントでした。

 

 回数を重ねるごとに、来場者が増えてきているアロマ祭り。会津若松や郡山など県内だけでなく、茨城県や栃木県な関東からもたくさんの方が来場しました。大人から子供まで世代を超えて香りを楽しんでいました。今年は特に会場前に行列ができるほどの盛況ぶりでした。関東から来たアロマファンの方は「アロマと香りだけをテーマにしたイベントは珍しい。香りだけで十分に楽しめました!」と話していました。

 

 実行委員会のNPO法人みなみあいづ森林ネットワークの松澤さんは、「昨年から会場を御蔵入交流館に移してさらにたくさんの方が来るようになりました。これから国内だけでなく海外にも南会津産アロマを広めていきたい」と語っていました。南会津産アロマオイルを製造販売する株式会社一十八日の宝力絢社長は、「海外産のアロマオイルが多い日本市場。会津発のアロマオイルで和製アロマを普及していきたい」と話していました。今後の展開が楽しみです。


令和元年度 南会津町成人式    式典動画1開会~はたちの言葉 動画2記念講演~写真撮影&インタビュー

 8月15日、今年も御蔵入り交流館にて、南会津町成人式が開催されました。154人が成人式を迎え、式典には131人が出席しました。今年も新成人が式典の司会や奏楽を担当しました。成人者代表の猪股柊弥さんは「私達はそれぞれの夢に向かい努力し自分の道を歩んでいます。自分の好きな言葉は感謝と思いやり。感謝をする事が出来、感謝される大人になれるよう努力します。」とはたちの言葉を述べました。 

 式典終了後は、地元で製材所を営む傍ら、地ビール『南会津マウンテンブルーイング』の醸造を行う関根健裕さんの講演が行われました。起業のきっかけや生き方など、新成人に向けて、楽しく興味深く講演しました。

新成人の皆さんは「久しぶりの同級生との再会が嬉しい、今日から頑張る、大人としての自覚を持ちながらやりたい事をやる」等、うれしさの中に成人者としての緊張する気持ちも話してくれました。


第13回 ザ・鬼ごっこ

 8月10日針生地区で、日本最大級の鬼ごっこ「ザ・鬼ごっこ」が開催されました。針生地区の集落すべてを使った鬼ごっこです。鬼除けアイテムを利用しながら7時間、鬼から逃げ切れるか・・・鬼との勝負です。小学生から大人までが参加し、旧針生小学校を中心にした集落内を逃げ回りました。

 

 針生小学校廃校後「放課後に遊んでいた子供の声がなくなりさみしくなった」という地区のおじいちゃん、おばあちゃんたちの声を聴いた若者が、針生小学校の放課後のにぎやかさを再現しよう!という思いからこのイベントを企画しました。現在は、地域の子供たちや出身者だけでなく、他県からの参加もあるほどのイベントとなりました。

 

 今年は、このイベントをプロデュースしている「ひのきスポーツクラブ」に見学に来たことからこのイベントをしった茨城県の筑波大学の学生の参加も!皆さん、必死に鬼から逃げましたが、結局、終了予定時間の二時間前までにみんな捕まってしまいました。

 

 逃げ切ることはできませんでしたが、子どもたちはいつもよりもスケールの大きな遊びができた喜び、学生や大人は童心に帰った喜びも大きかったのか、達成感に満ちた笑顔でした。地域を元気にする鬼ごっこでした。


田島祇園祭

 7月22,23,24日に、伝統の田島祇園祭が、厳かに盛大に開催されました。祇園祭には、当番党屋が行う神事と、屋台運行・屋台歌舞伎・通りの露天と多くの人がかかわりました。7月22日、神社にて例大祭が執行され、神事と浦安の舞で祭りが始まりました。例大祭後、通りではオープニングセレモニーが開催され、田島太鼓保存会による太鼓演奏などが披露されました。セレモニー後は、上大屋台にて、子供歌舞伎の通し上演が披露されました。

 中町駐車場では南会津町の友好都市である東京都台東区の職人よる「江戸下町職人展」が開催されました。また、ステージでは暁の星幼稚園児による太鼓や芸能などが祭りを盛り上げました。

 7月23日は祭りのメイン行事”日本一の花嫁行列”とも呼ばれる七行器(ななほかい)行列です。行列には、およそ35人の未婚の花嫁姿の女性が参加しました。地元田島地域だけでなく、他市町村からの参加もありました。行列では塩サバなど七つの器に入れた捧げものを神社へ運びました。本大屋台では行列の出発にあわせ、しゃんぎり保存会による「しゃんぎり」が演奏され、行列を盛り上げました。沿道では多くの観光客が行列を待ち写真におさめていました。

 境内では一般の参拝者にもお神酒がふるまわれました。


2019お神酒仕込み 祇園祭にだけ許されるどぶろくの仕込みが7月10日行われました。御神酒仕込み動画

田島祇園祭はどぶろく祭とも呼ばれ、まつりではどぶろくがお神酒としてふるまわれます。今年の祇園祭の当番党屋は本(もと)町上(うわ)側御党屋組16軒。党屋組らは、国権酒造に集合し、準備を行い桶や水などを積込み、田出宇賀、熊野両神社へ。

 酒の素(酒母)や水・麹・米を入れ杜氏が協力し混ぜます。使う水は酒蔵(さかぐら)でも実際に仕込みに使う地下水。 党屋らは、いい酒になって欲しいと期待を込め仕込みを行ないました。この日お神酒に使ったコメは総量240kg。水は240L。およそ500kgのどぶろくが仕込まれました。どぶろくは7月22,23,24田島祇園祭の期間中、田出宇賀、熊野両神社で参拝客にもふるまわれます。

田島祇園祭町HP  (田島祇園祭は毎年22,23,24に開催)


自転車イベント 第8回はしってみっぺ南会津!

7月15日、舘岩、伊南、南郷地域において、隣県栃木県のプロ自転車チームの宇都宮ブリッツェン・那須ブラーゼン・ライブガーデンビチステンレと一緒に自然と景勝地を快走する自転車イベントが開催されました!

30キロ、60キロ、100キロのコースが設定されました。

自然の中を走りながら、南会津の景勝地と休憩ポイントで食を楽しみながらのイベントです。

埼玉、栃木、茨城、神奈川、千葉、東京など・・・関東各地から多数の参加が!

県内外の参加者同士が自然の中で自転車路を楽しみながら交流をしました。

起伏も激しいところもありましたが、参加者のみなさんは、プロ自転車チームの皆さんと交流をしながら、サポートを受けて、つらいながらも楽しみながら、ゴールすることができました。

ゴール後のみなさんの顔は、達成感を感じました。来年も参加したいという参加者も!

今後の展開が楽しみなイベントでした!


7月6日七夕まつり  南会津町商業振興協同組合とまちなか楽座が主催する夏の始まりの祭。

役場前と駅前4ツ角の町道で開催されました。バルーンを作りながら歌う福島のご当地アイドル「マジカルバルルーン」や「田島小学校4年生のよさこい」で幕をあけ、多くのお客様で賑わいました。会場に飾られた笹飾りには子供達がかいた楽しい願い事の短冊が!祭には東北電力田島電力センター所員さんや上中町有志は金魚すくいなどで協力。

 ステージでは息吹の演技や仙花さんの江戸太神楽、シンガーソングライターのMANAMIさんのステージ、ヲタルさんのトークなどが祭りを盛り上げていました。わずか4時間のまつり。熱気を感じる祭となりました。

 この祭りをスタートにこれから夏祭りが幕をあけます。


南山郷人の会による絵皿絵付け体験会(文京区南会津バスツアーにて)

6月20日、文京区南会津バスツアー内で、南郷郷人の会の指導による絵皿絵付け体験会が開催されました。冬の雪遊びイベントの共催などで南郷地域と交流をもつ文京区の皆さんが南会津町の文化を体験するツアー。南郷木地師の木工ろくろの伝統を現代風に復興した南山郷人の会の指導により、南郷の木材で作成されたお皿に絵付けをする体験会です。

絵皿を通じて、木工ろくろで作成された、南会津産木材の木皿に触れた文京区の皆さん。絵付けを通して木工の伝統にふれ、絵付けによりモノづくりの喜びを体験し、笑顔でした。


南郷ひめさゆり祭り・南郷刺し子展示会

6月15日、南郷スキー場駐車場にて南郷のひめさゆりシーズンを記念する恒例の「ひめさゆりまつり」が開催されました。東北・北陸の県境の一部でしか見ることができないひめさゆり。

今年の南郷ひめさゆりは、例年よりも開花遅めで、まつりの日には、スキー場ゲレンデでは満開でしたが、高清水公園の群生地は3分咲き程度でした。しかし、咲き始めのひめさゆりもとても可憐な姿で、群生地に訪れた皆さんは、「さきはじめは勢いを感じる」との声も。関東などから訪れた観光客は、ひめさゆりを心ゆくまで堪能しました。

スキー場ゲレンデ会場ではブース出展や芸能披露などが行われました。

南会津の木材を利用して、森の会は木材クラフト、南山郷人の会は木工ろくろと絵皿絵付けのワークショップが出店されました。子供から大人まで木材を使った創作活動を通じて、南会津の自然の可能性を楽しむときなりました。

ステージでは、YOSAKOIチーム「紅歌舞」、現代版組部「息吹」など、南会津の文化伝統を現代版の舞踊で表現!見ている人を魅了しました。また、南会津高校生による、南郷のお正月名物、伝統の早乙女踊りが披露されました。そのほか南会津の食のブースなども出店され、訪れた皆さんは南会津の自然と文化の豊かさを楽しみました。

スキー場ゲレンデの麓の奥会津博物館南郷館では、南郷刺し子の展示会が開催されました。明治初期ごろまで作成されていた南郷の刺し子半纏。伝統が途絶えていましたが、南郷の婦人会が10年近くかけて復興させました。全国的にも珍しい多彩な模様が施されている南郷刺し子。女性たちが家族にいいものを着てもらいたいという愛情が形になっています(展示会は終了しましたが、11月の南郷文化祭で展示・体験もあります!乞うご期待!)


5月29日 チャレンジデー 

15分以上運動して規模の似ている自治体と運動の参加率を競う日。南会津町では一昨年より参加し、今年で3回目の参加。今年の対戦相手は香川県多度津町です。人口は23,444人。面積は22.4㎢。南会津町の面積の何と37分の1の海辺の町です。多度津町は今年で21回目の参加。これまで9回勝利しています。 

南会津町では、「このイベントをきっかけに運動に親しんで欲しい」と町民へ参加を呼びかけてきました。
結果は 

〇南会津町  6,137人 参加率39.1%
〇多度津町13,127人 参加率56%   

残念ながら敗北しましたが、南会津町は昨年より1%アップしました! 

【各団体のチャレンジデーの取り組み】

◆南会津町グラウンドゴルフ協会田島クラブ
97人の会員のうち73人が参加。田島クラブでの参加率はなんと75.2%。

◆上塩江地区 地区公民館でさすけねえ体操を行いました。13人が参加。ゆっくり伸ばしたりと、運動。集まっての運動の後はお茶!

◆福島県ゲートボール協会南会津郡支部田島支部  健康交流センターでチャレンジデーゲートボール交流大会を開催。仲間と運動することは楽しい。佐藤和雄会長は「歩く運動にもなります。頭も使います。是非!」と話していました。

◆町役場  昼休みの時間を利用して、さすけねぇ体操がインストラクターの指導で行われました。役場の職員を中心に、体操しました。

◆会員制のヨガ教室  毎週水曜日に、高齢者センターで行われているヨガ教室、今回はチャレンジデー特別版です。一般参加者も参加しました。ヨガは、細胞レベルからの健康増進につながるとのことでした。

◆チャレンジデーファイナルイベント  田島、南郷、伊南、舘岩の四地域でそれぞれ、参加率アップのためにファイナルイベントを行いました。田島地域では、御蔵入交流館にて、田島太鼓保存会による田島太鼓体験を行いました。伝統芸能の太鼓ですが、運動量も多く、健康増進にもつながります。丁寧な指導により、最後は、一曲演奏できるまでに!伝統芸能を楽しみながら汗を流した参加者の顔は笑顔でいっぱいでした。


田島小学校運動会

5月18日、町内各地の小学校では運動会が行われ、田島小学校でも令和元年度大運動会が行われました。

当日は、晴天に恵まれました。周りの木々も若葉をつけはじめています。

綱引きなどの団体競技、1年生から6年生までの徒競走などの個人競技で、体育の授業などで培った業を競い合いました。また、競技だけでなく、応援合戦やソーラン節、鼓笛隊のパレードを披露し、運動会を盛り上げました。


「南山郷人の会」による木地師の技術体験~南山の木地師の技術伝承を目指す取り組み

「南山郷人の会」では、かつて、南郷地区に生活していた木地師の技術を現代に復興するために、南郷直売所の駐車場にある作業所「木工ろくろ講座」を開催しています。毎週日曜日ごとに、会員を中心にあつまり、講師の指導のもと「木工ろくろ」で皿とカップや木製おもちゃなどを制作し、技術を磨いています。

南郷の駒止峠の山頂には、かつて木地師の郷があり、山の木を加工して生活していました。現在でも、駒止峠の山頂には、木地師の墓など木地師が生活した跡が残っています。「南山郷人の会」は、木地師の伝統と技術を現代に合う形で復興させ、廃材やがれきなど身近な木材などからでも、ものづくりができる喜びを多くの人にしってもらいたいという思いから始まりました。

「南山郷人の会」では、会員中心の木工講座だけでなく、一般向けの木工ろくろ体験や絵皿の絵付け体験等もおこなっています。また、各種イベントでも、出張の体験ブースで出展しています。6月15日には、南郷スキー場駐車場で開催される南郷ひめさゆりまつりのオープニングイベントでも体験ブースを出展します。身近な木材が、実用的でありながらもきれいな木工品に加工されていく喜びを体できる機会です。

お問い合わせは、「南山郷人の会」の代表の五十嵐さん(080-6002-8346)までお問合せください。


南会津町議会~改選後初の令和元年第1回臨時議会

■5月13日、南会津町議会では改選後、初めての令和元年第1回臨時議会が開催されました。臨時議会では議長、副議長の選出と、各委員会の委員などの決定や執行部提出議案の審議が行われました。

■議長選挙に立候補を表明したのは、室井嘉吉議員と菅家幸弘議員。各議員の意思表明のあと、議長選挙が行われました。

■議長選挙の結果 室井嘉吉候補 9票  菅家幸弘候補 5票  無効票 2票 

議長に室井嘉吉候補が当選しました。

■新議長 室井嘉吉議長のもと副議長選挙が行われました。副議長に立候補の意思を表明したのは楠正次議員と湯田哲議員。

■副議長には楠正次議員が当選しました。


南会津のサイクリングイベント(南会津サポートクラブ主催)

近年、南会津地方でも自転車で名所を回るイベントが多く行われています。4月21日、南会津町と下郷町を自転車で回るサイクリングイベントが南会津サポートクラブの主催で行われました。東京や町内の自転車愛好家が集まりました。会津田島駅をスタートして町内を回ります。

国道400号を通り高野地区へ向かいました。田島ダムで一休みし積入山トンネルを越え、下郷町に入ります。

裏道を抜けて長寿の水まで登ります。中山では大けやきに感激。サイクリストらは湯野上温泉で宿泊しました。自転車は裏道を楽しく走る事ができました。

サイクリングは、車では味わえない自然を体で感じる事が出来ます。参加者は、「初めてあった人とも楽しめる。」「風を感じながら走る事が気持ちいい。」と話していました。


新元号「令和」スタート!~「令和を書こう!」習字イベント

5月1日、新元号「令和」が始まりました。

田島の町中では各所にお祝いの日の丸が掲げられ、まちなか楽座の窓には鮮やかな「令和」の文字が飾られました。臨時の酒場や「令和」の文字を書く習字イベントなど新元号をお祝いするイベントも開催されました。

役場前の高橋さん宅では、「みんなで令和を書こう!」という習字イベントが行われました。

習字会には、日ごろから書道に親しんでいる黒沢さんが道具持参で協力し、近所の皆川さんもお孫さんと参加し、子供たちの面倒を見たりするなど、近所の皆さんが積極的に令和の習字イベントをもりあげました。。

連休で遊びに来ているお孫さんたちや近所の子供たちが参加し、黒沢さんの指導のもと、子供たちも何度も書き直すほど夢中に取り組み、賑やかな書道会となりました。

平成31年より東北書道会会長に就任した星翠光先生も書道イベントに駆けつけました。東北書道会は毎月、書道の検定会を行い、月刊誌「書林」を発行しています。星翠光氏は毎月、昇級の審査を行っています。

星翠光氏は、「文字にはいろいろな表情があります。どんな文字でも、書道には失敗はない。ぜひ、書道に親しんでみては」と話していました。


第8回 南山の桜と歴史めぐりウォーク~満開の桜とおもてなしが出迎え

 4月29日、恒例の南山の桜と歴史めぐりウォークが開催されました。県内外からおよそ950人が参加しました。

 開催日の桜は満開!参加者らは、桜を見ながら町の名所などを巡りました。コースは町の歴史巡り中心の4キロ、初中級者向けのウォーキングの6キロと11キロ、本格的なウォーキングの16キロの4つ。町の駅南会津ふるさと物産館駐車場をスタートし河川敷から、コースごとに町を1周しました。 

 びわの影公園から永田地区へ向かう道を通る道では、桜のトンネルに感激!永田地区では、永田西国三十三観音をめぐりました。地区民が説明しながら案内します。4キロコースでは町の名所や歴史について「まちの案内人」が説明しながら案内。祇園祭の歴史や自然について話していました。6キロコースでは、会津田島駅前の汽車にかかるしだれ桜や大門川沿いの桜など町中に咲く桜の道を歩きました。汽車や住宅など生活の中に溶け込む桜に感動し、スマホやカメラで撮影しながらウォーキングを楽しんでいました。横町地区の弁天山では街を一望しながら歩きました。栃木県の宇都宮からの参加者は、「桜を背景に田島の町を一望できたことがよかった。来年も楽しみです」と話していました。

 このウォークでは町の名所ごとに地区のもてなしがあります。おもてなし担当の各地区の皆さんは参加者に喜んでもらいたいという思いで、前日から心をこめて準備しました。弁天山ではつゆじ、各屋台庫でも甘酒やニシンの山椒漬け、そば団子、手作りの梅干し・漬物など、手作りのおもてなしが準備されていて喜ばれました。

 

 参加者は、家族や友達、会社、サークルの仲間とさまざま。埼玉、栃木から特急リバティを利用しての参加者も多かったです。東武鉄道や野岩鉄道の社員の有志も仲間と訪れて自然を満喫していました。


南会津町議会議員一般選挙

■4月21日南会津町議会議員一般選挙の投票が行われ即日開票されました。

■南会津議会は2018年の議会で定数を18人から2人減の、16人に決定しました。今回は現職14人、新人4人、元職1人を含む19人が立候補し、現職12人新人4人の合計16人が当選しました。

■期日前投票は17日から20日までの4日間行われました。期日前投票の投票数は3,845です。有権者の36%が期日前に投票を済ませました。

■21日は午前7時から午後6時まで町内55か所で投票が行われました。有効投票10,508票、無効投票は176票でした。

■4月22日、当選者への当選証書が附与されました。渡部俊夫選挙管理委員長が当選証書を手渡しました。

■任期は5月1日から4年間臨時議会は5月13日に開かれ、議長の選出が行われる予定です定例会は6,9,12,3月の年4回開催されます。必要に応じて臨時会が開催されます。

■町民の声を聞き集める、行政の内容を質問する、政策への提案を行うなど、議員には数えきれない仕事が有るようです。今後も一層、町民と行政の架橋となるよう期待します。


田島小学校・田島中学校入学式

4月、いよいよ新学期。4月8日、県内の公立のほとんどの小学校、中学校で入学式が行われました。

南会津町では110人が入学しました。このうち田島中学校には62人が入学しました。

我妻雄比古校長は式辞で、「命を大切に。労を惜しまない。はつらつと活動してほしい」と「い・ろ・は」ではじまる3つの願いを述べました。

新入生代表の平野愛土(まなと)さんは部活や勉強に励み田島中学校の一員として努力しますと、誓いの言葉を述べました。

田島中学校は62人の新入生を迎え、201人となりスタートしました。

 

南会津町の小学校には95人が入学しました。このうち田島小学校には45人が入学しました。

新入児らは、担任の先生が一人一人の名前を呼ぶと大きな声で返事をしました。

高橋弘之校長が「今日から皆さんは田島小学校の1年生です。みんなで楽しく仲良く勉強しましょう」と入学を許可しました。また、校長式辞では「楽しく、事故無く、マナーを守って毎日元気に登校してくださいと」述べました。

田島小学校は2年生が32人に減少しはじめて1クラスとなりました。全体では248人でスタートです。


田島高校入学式 

4月8日、福島県県立高校の入学式が開催され、12,269名が入学し、田島高校では、43名が入学しました。平成最後の入学式です。今年は南会津郡内だけでなく、金山町や隣県栃木県からの入学生も。

吉成広昭校長は式辞で、「高校生活3年間で礼儀、人柄、健康の自己管理力、判断力・知識を身に付けてほしい」とのべました。

新入生代表の星伶奈(ほしれな)さん。「田島高校生としての自覚と責任のもと入学を許可された仲間たちと切磋琢磨しながら成長し、高校三年間悔いのない充実したものにできるよう仲間と力を合わせ新たな伝統を作っていけるよう有意義な高校生活を送っていきます」と、誓いのことばをのべました。


南会津町辞令交付式

4月1日南会津町役場では新規採用職員や異動職員の辞令交付式が行われました。

今年度の新規採用職員は9人です。再任用の職員は12人です。


ミニチャレンジデー

5月最終水曜日の29日は、チャレンジデー!人口規模がほぼ同じ自治体間で、午前0時から午後9時までの間に、15分以上継続して運動やスポーツを行った住民の数(参加率%)を競います。南会津町は今年も参加します!対戦相手は、香川県多度津町です。

ひのきスポーツクラブでは、チャレンジデーに向けて、そして、町民の健康増進のために、毎月最終水曜日に「ミニチャレンジデー」を開催しています。

3月の最終水曜日の27日に、田部原地区で「ミニチャレンジデー 健脚ウォーキング」が開催されました。健脚体操と健脚ウォーキング法を学んだのち、約3キロのコースを「健脚ウォーキング」しました。風が強い中でしたが、参加者全員が「完歩」できました。

 

ゴール後、参加した皆さんは「3キロは意外に短く感じました」、「風が強かったですが、景色もよく楽しみながら歩けました」と話すくらいに、スポーツを身近に感じることができました。

次回の「ミニチャレンジデー」は4月最終水曜日の24日です。詳細はひのきスポーツクラブ(桧沢公民館内・TEL 0241-62-0724)までお問合せください。


吹奏楽フェスティバル

3月17日、御蔵入り交流館で吹奏楽フェスティバルが開催されました。

 

田島中学校、下郷中学校、田島高等学校の吹奏楽部と田島吹奏楽団が出演しました。


平成30年度 田島中学校卒業式

3月13日、南会津町の中学校では一斉に卒業式が行われました。南会津町では114人が卒業しました。このうち田島中学校では70人が卒業を迎えました。平成最後の田島中学校の卒業式です。

教室で涙を見せていた生徒も最後のお見送りでは互いに写真を撮影するなど、笑顔で学び舎をあとにしていました。


平成30年度 田島高等学校卒業式

3月1日、ほとんどの公立高校で卒業式が行われました。福島県ではおよそ13,400が卒業しました。田島高等学校でも平成最後の卒業式が行われました。

田島高等学校では57人が卒業を迎え、吉成広昭校長が各クラスの代表に卒業証書を手渡しました。


星空を見上げて交流会 in 十文字星見台(南会津移住者交流会)

3月9日、下郷町の十文字集落で、福島県が主催する南会津郡移住者と地域住民の交流会、「星空見上げて交流会」が開催されました。下郷町の十文字集落に新設された天文施設の十文字星見台で開催されました。移住者と地域住民、会わせて20名以上の方が参加しました。地域住民の皆さんが食事や交流アトラクション、そして望遠鏡による星の観望などで場を盛り上げていく中で、参加者らは会話に花を咲かせ、交流を深めました。

 

今回、関東から田島・中荒井・只見・下郷など、南会津郡内各地へ移住した皆さんが参加しました。そして、会場の十文字星見台のオーナーの岸正一さんも、神奈川県川崎市からの移住者です。星を見るために南会津に訪れる中で、十文字集落に土地を購入し星見台を新設しました。天文台や望遠鏡などが設置され星を見るのを楽しめるだけでなく、広い舞台などが設置され、人が集まりやすいつくりとなっています。今後、星の観望会だけでなく、ライブやイベントを開催していくとのことです。

 

移住者同士が交流を深める場があることが、移住者が地域に慣れ、地域住民と移住者のが協力して地域を盛りあげる力となると感じた交流会でした。


高野の雪まつり~日本一の雪のすべり台

2月16,17日、高野で雪の上で自転車を乗る雪まつりが行われました。この高野の雪まつりは、冬の時期、通行止めになる林道の自然の地形を利用し、「日本一長い雪の滑り台をつくろう!」と始まりました。昨年までは「そり」だけでしたが、今年は、雪の上を走る自転車ファットバイクも登場しました。 

参加したのは、森野会、森の案内のインストラクター会、南会津サポートクラブの皆さん。滑り台づくりは2月9日から始まりました。400メートルと500メートルの2本の「日本1長い雪のすべり台」(自称)を滑りやすく整備しました。

16日、17日は多くの親子が参加。子どもたちは「そり」!登ってはすべり、滑っては登り、朝から夕方まで遊びました。

 

太いタイヤのファットバイクはどんどん坂を登ります。降りてくるときはかなり爽快!ファットバイクを取り入ようと提案した南会津サポートクラブの野田雅之さんは「雪祭りは見ることが多いが、この雪祭りは遊ぶことでアクティブな祭。皆さんに体験して欲しい」と話していました。イベントを企画した森野会の星義道さんは「冬の時期に、この自然を利用すると多くの遊びが生まれる。来年も作ります!」と周りの仲間に元気に話していました。


しいたけ狩 のあそびっこ

1月26日、関東方面から訪れた親子数組が水無でしいたけ狩りを楽しみました。都会の子供達に田舎の遊びを体験して欲しいと、南会津町出身の相原さんが「のあそびっこプロジェクト」と題して企画したプロジェクトの一つです。今回は、室井農園さんで肉厚のしいたけを採り、その場で焼いて食べました。

 

夜は山村道場近くのEWMに宿泊。宿泊所の前に積もった雪を使ったそり滑りやかまくらづくりなどで楽しみました。


田島高校除雪ボランティア

田島高等学校では毎年地位への貢献として除雪活動を行っています。1年生が1月30日に田部原地区で行いました。2年生は2月12日に荒海地区と桧沢地区で行いました。

 

1年生は田島高校周辺地域である田部原第1区芳賀区長ら4人が案内などに協力しました。今冬は降雪日が少ない日が続きましたが、除雪ボランティアに行く2日前に、たくさんの雪が積もり、屋根から落ちた雪などで、窓が覆われてしまうほどに、雪が積もっていました。高校生らは、みんなで元気いっぱいに雪を片付けていきました。区長らは、「ご近所である高校に通う学生が、毎年、地区にかかわってくれてうれしい」と、毎年のこの取り組みを喜んでいました。高校生らも「地区の役に立ててよかった」と笑顔でした。 

2年2組28名は上塩江で、除雪を行い、湯田俊一上塩江区長ら3人が案内などに協力しました。上塩江地区は28戸のうち4戸が一人暮らし高齢者のお宅だそうです。12日は昼間も氷点下。屋根から落ちた雪は硬く固まっていました。裏から掘った雪を地区内の用水路まで運びます。屋根や壁に付きそうだった雪はどんどん片付けられていきました。一人暮らしの矢吹さん「あんなにきれいになって~」とお礼を言うために外に出てきました。芳賀沼さんは「来てくれて嬉しい」と生徒らにお礼を言っていました。外がにぎやかだったのも嬉しかったようです。


湯野上温泉火祭り

2月23日、湯野上温泉火祭りが開催されました。2月に湯野上温泉の近隣で開催される「2つの雪まつり(大内宿雪まつり、なかやま雪月花)をつなぎ周辺地域を盛り上げたい」、「町の盛り上がりに火をつけ、人と人とをつなぎたい」という思いから「湯野上温泉火祭り」が始まりました。
関東や長野からのファイアーダンスと和楽器パンク、東京のカレー店、さらに復興の思いをもった双葉町のだるま技術をつかったワークショップなど、たくさんの地域からの出展者で盛り上がり、参加者の盛り上がりに火がつき、地域の盛り上がりに火がつきました!


第33回 大内宿雪まつり

2月9日、恒例の大内宿雪まつりが開催されました。かやぶき屋根に雪がかぶり、町中に雪灯籠が立ち並ぶ様子がSNSなどで世界中に配信されている影響からか、様々な国の観光客が訪れるようになりました。

メイン会場では、「世界一の団子差し」、雪で作られた蔵の屋根からのみかんまきなど、観客が参加できるアトラクションや、下郷のYOSAKOIグループ「郷人」の演舞等、盛りだくさんのイベントで盛り上がりました。

メインステージでは東洋大学国際観光学部の須賀ゼミの学生が助っ人ボランティアとして参加していました。ゼミの指導教授の須賀教授が、都市部の出身者が多い学生らに、地方の温かみを体験させたいという思いで、7年前からボランティアが始まりました。学生らは、会場で配られた馬肉汁、甘酒の配布の手伝いやごみ拾いなど、精力的に運営にたずさわりました。

夜になると、雪灯籠に火が灯されます。そして、青年会の男性が、高倉神社から、御神火(ごじんか)を松明にともし、半裸姿で町中を駆け巡り町の繁栄を願う「御神火載火(ごじんかさいか)」です!大内の青年会の男性の逞しさを感じました!最後は、冬の花火。雪をかぶったかやぶき屋根と花火のマッチングがなんともいえず幻想的でした!

歴史ある街並みを残す思いが、町ににぎわいをつくる。町の文化を大切にすることの大切を感じた大内宿雪まつりでした。


◆南会津町交通安全協会による「無事カエル雪像」づくりは1月27日行われました。家を出たら無事に帰ることを願っています。

◆1月27日、文化財防火訓練が奥会津博物館で行われました。およそ200mはなれた沢から水をリレー。消防車8台をリレーし放水。

◆2019年ベヒシュタインコンサート 語り部とクラシックの融合!詳しくはこちら


お党屋お千度参り

1月13日、今年の田島祇園祭の最初の神事、お党屋お千度参りが、厳かに、つつがなく行われました。

今年の当番お党屋は、本町上側。党本は、田出宇賀神社が猪股裕一さん、熊野神社が猪股耕太郎さんです。

 

お党屋組は、前日から集まり、お党屋本陣前の雪かたしや、女性たちによる料理の準備が行われました。

料理の準備は、伝統にそった献立を確認しながら、前回経験した皆さんの指導により、伝統の調理法が伝授されます。お迎えの直会に使うつゆじの「つと豆腐」もワラに豆腐をくるむところから手作りで、手間暇かけて準備しました。翌日、無事に献立が完成し、両神社に奉納されました。

 

当日、今年は、雪が少ない冬で、午前中は暖かさを感じる気候でしたが、出発時間になると気温が下がり始め、氷点下に近い気温まで下がりました。寒さの中、無事に神社へと出発。神社に到着すると、手水やの冷たい水で手と口をきよめながら、宮司がならす太鼓がなるまで、繰り返しお参りし続けました。

 

お参りが終わると、田出宇賀神社宮司宅での直会です。今年のお党屋組は、お蕎麦屋さんが党本ということもあって、そば口上から始まりました。そこから、三味線を使った歌をはじめ、歌による余興でとても盛り上がり盛り上がりました。今年は大宅町長も参加しました。余興の後、恒例の大杯回しです。「オーサンヤレカケロ!」の掛け声で、大杯になみなみとつがれたお酒を一気に飲み干しました。後半になると大杯が大きくなり、盛り上がりは最高潮になりました。無事に飲み終えると、次は、熊野神社宮司宅の直会へ。最後まで、歌と余興で盛り上がりつづけました。

 

参道には、今年もNPO法人はいっとによって、ろうそくの炎で彩られました。

 

今年の祭りの盛り上がりを期待できる、お党屋お千度参りでした。