取材日記2024

南会津高等学校に56人入学

4月9日、統合後2回目となる南会津高等学校入学式が行われました。56人が入学しました。

高橋敏幸校長は、3つの校訓『湧志 友愛 協働』について説明し、3つの校訓を心に留め、自ら学び、自ら考え、未来を切り拓く力を身に付け、町そして日本・世界を支える人材に成長してくれることを期待する」と式辞を述べました。

新入生代表の星柚希さんは「目標に向かって努力し、卒業を迎えた時自信と誇りが持てるよう有意義な高校生活を送りたい」と誓いのことばを述べました。

4月 入学、辞令交付、教育長に川島氏

4月8日、福島県のほとんどの公立小学校中学校の入学式が行われました。

南会津町では小学校に69人が入学しました。

入学児童の内訳

田島小34人、田島第二小10人、桧沢小5人 荒海小9人 舘岩小2人 伊南小2人 南郷小7人

栗城孝直校長先生は、「がんばるゾウ、最後まであきらめないで頑張って」「負けないゾウ、病気やけがに負けない、悲しいときもで元気で」「みつけるゾウ 友達や家族そして自分のいいところを見つけて」と「学校では頑張ってほしい3つの事」を象さんに例えて話しました。 

 

南会津町の中学校には88人が入学しました。

入学生の内訳

田島中51人、荒海中9人、舘岩中7人、南会津中21人

室井正之校長は、「教育目標は 自立・健康・思いやり です。田島中は 想いやり を特に大切にしたい、と式辞を述べました。

入学生代表の芳賀沼仁さんは「さまざまな経験を通して一歩一歩成長していけるよう取り組んでいく」と誓いの言葉を述べました。

 

4月1日 南会津町役場辞令交付式 教育長就任式

新規採用職員、異動職員の辞令が交付されました。新規採用職員の内訳 新卒者3人、社会人枠6人。

今年度から南会津町教育長が川島敬章氏に代わりました。就任式で川島氏は「問題を解決するため持続可能なまちづくり、将来を担う人材育成に努めていきたい。皆さんが夢と希望を持ち、笑顔で幸福感を味わうことが出来るような教育行政を推進したい」と挨拶しました。 

 

卒業式

中学校卒業式

3月13日、福島県のほとんどの中学校で卒業式が行われました。南会津町では4つの中学校で卒業式が行われ120人が卒業しました。

このうち田島中学校では71人が卒業しました。

 

3月1日、南会津高等学校では二つの校舎で卒業式が行われました。

本校舎32人、南郷校舎22人、合わせて54人が卒業しました。県立高校改革に伴って2023年度に田島高校と南会津高校が統合して新制南会津高等学校として開校。開校後2年目まで在校生が統合前に入学した校舎で学ぶ「校舎方式」を採用しているため、在校生がいる南郷校舎でも卒業式が行われました。

本校校舎卒業生代表の大竹拓さんは「新たな行事に柔軟に積極的に参加し、新しい南会津高校の礎を築くことが出来たと思っています。辛くて苦しいときも、友がいて仲間がいました。私たちは南会津高校での3年間を力として前を向いて進んでいきます」と答辞を述べました。

南郷校舎卒業生代表の湯田碧仁さんは「先生方のご指導のおかげで心身ともに大きく成長しました。これから先困難に直面してもここで学んだ事を生かして夢に向かって進み続け、自らの人生に誇りを持てる社会人になります」と答辞を述べました。

 

 2024南会津町文化財防火訓練 1月26日は文化財防火デーです。文化財防火デーは昭和24年に世界最古の木造建造物である「法隆寺の壁画」が焼失したことがきっかけで、昭和30年に定められました。この防火デーにちなんで各地で文化財防火訓練が行われています。

 南会津町では1月28日、田島と伊南地域で行われました。田島 慈恩寺で行われ、南会津町消防団第1支団第1分団の田島地区の消防団員63名が参加しました。午前10時、火災が発生の通報後、地区民や寺関係者が文化財を運び出しました。今回は、福祉ホール前と元奈良屋工場前の防火水槽、更におよそ260m離れた会津信用金庫裏の自然水利(川)から水をとり、放水を行いました。防火水槽からの放水は予定通り進みました。川からの放水では5台の消防車が中継。最初、水の勢いが弱く水が届きませんでした。すぐに別の吸管に変え、十分な水を送ることが出来ました。訓練により、異なった状況に対応する事を確認することができました。

 住職の五十嵐さんは、「自分が住職になって初めての訓練です。寒い中、冷たい水を使う訓練、ありがとうございます。皆さんに支えられ寺を守っていくことができます」とお礼の言葉を述べました。

南会津高校生 地域で除雪ボランティア

 南会津高等学校の1・2年生は毎年冬に、日ごろお世話になっている地域の皆さんに感謝の気持ちを表すことや地域の人との絆を深めようと、除雪ボランティアを行っています。今年、田島校舎では1月22日と1月26日に行われました。2年生49名は、22日、上塩江地区と中荒井地区で除雪を行いました。2組24人は、中荒井区役員の弓田さんと向後さんの案内で中荒井駅周辺で作業を行いました。雪があまりなかったため、日陰に固まっていた雪を道路に出したり、ごみ拾いを行いました。2年生らは、生徒らは「雪を遠くに投げたので腕が疲れました。地域の方と話が出来ました。地域に役立ってうれしい」と感想を述べました。

 1年生46名の除雪ボランティアは1月26日、田部原地区で行われました。24日からの雪で地区内には多くの雪が残っていました。区役員と民生委員さんが高齢者宅を案内しました。生徒の皆さんはスコップで雪を掘り、スノーダンプで畑などの空き地に雪を運びました。作業はにぎやかに行われました。生徒からは「誰かの役に立つことを誇らしいと思う」と感想が寄せられました。

 芳賀区長は「地区内では一人暮らしの方が多くなっている。生徒らが来てくれると話も出来てうれしい」と話していました。

ロボラボ教室でプログラミングに挑戦(2024年1月)

1月13,14日の二日間、南会津町の公民館講座、キッズクラブの5,6年生が、プログラミングに挑戦しました。講師は千葉県から移住している野田雅之さん。南会津のIT人口を増やしたいと、2015年から、ロボラボ教室を開催してきました。

 今回は町のキッズ講座と協力し開催しました。1日目の13日は5人、2日目の14日は10人が参加しました。参加した児童らは、まず、現代のロボットについてのニュースを見ながら技術の進歩の速さとロボットの応用などの情報について勉強しました。

 作業に入り、パソコンからの命令をロボットにダウンロード。命令通りに動くか何度も実験を繰り返しました。障害物をよけたり、ぶつかっても戻り、再び走るプログラムにも挑戦。

どの命令がダメなのか失敗しながらわかるまで何度も続きました。

田島祇園祭年初めの行事無事終える

 1月13日、会津田島祇園祭の年初めの行事「御党屋お千度参り」が行われました。令和6年度の祭りの当番党屋は西町上側です。党本は、田出宇賀神社が猪股角平さん、熊野神社が渡部洋己さんです。紋付わらじ履きの男衆が田出宇賀神社御党屋本陣となる京屋酒店さんに集まりました。

 この日は朝から雪が降り始めました。雪の中、気温も低く寒い中での御党屋お千度参りとなりました。手水舎で手と口を清め社殿との間を何度も往復し「祭りがつつがなく行われること」を祈りました。今年も党屋組の皆さんは、感染症対策として社務所での直会は行わず、境内でお神酒を頂きました。

 党本の猪股角平さんは「無事終わってほっとしている。今回は直会は無かったが本当はあった方がいい。しかし今後、大杯回を行えるのかは、わからない。夏には無事に祭りを迎えたい」、 渡部洋己さんは「終了して安心している。7月の七行器行列には雨が降らない様、祈りました」と話していました。

南会津町消防団出初め

 1月7日行われました。132人が参加。今年は女性消防団も出席しました。団長訓示の後、分列行進で神社へ向かいました。消防車には団のロゴや特徴あるマークが描かれています。

 

令和6年1月4日、南会津町田島地域新年町民交歓会が開かれました。毎年開かれる交歓会、田島地域は町と商工会が主催で行われています。今年も各地区の区長さんや、事業所の社長・役員さんなどが集まり、新年のあいさつをかわし、情報の交換などを行いました。

 主催者や来賓の皆さんは、能登での地震で被災した方々にお見舞いの言葉を述べて挨拶が始まりました。青年部長の菊地さん(菊地商会)は「各市町村の青年部と交流し南会津の良さをPRしたい」と挨拶しました。